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口呼吸の原因と改善策について

こんにちは!
西尾セントラル歯科です(^o^)


前回のブログで口呼吸のデメリットについてお伝えしました。
↓↓
口呼吸になっていませんか?口呼吸のデメリットについて


今回は口呼吸の原因と改善策についてご紹介いたします☆




まず下記の項目が当てはまる方は口呼吸の可能性があります。
・口が乾燥しやすい
・意識しないでいると口が開いている
・鼻がつまりやすい、鼻炎もち
・寝起きに口臭が気になる
・起床時ヒリヒリとのどが痛い
・よくいびきをかいている
・風邪をひきやすい
・口内炎ができやすい


人間は他の動物と同じように、元は鼻呼吸をしている生き物。生まれたばかりの赤ちゃんは口ではなく鼻で呼吸しています。
だんだんと言葉を発したり、ものを食べるなどして口呼吸を自然に習得していきます。
現代人の特徴として離乳食を早くに食べさせていることや、おしゃぶりを与える期間が短いことから、口呼吸が定着しやすい環境ができあがっています。

最近ではファストフードやインスタント食品の普及によって固い食べ物が敬遠される傾向にあります。
柔らかいものばかり食べているとあごと口の咀嚼力が落ちます。咀嚼力が落ちるということは、顔の筋肉が衰えるということ。
口を閉じているための筋力が不足し常に口が開いている状態になり、口呼吸が起きやすくなります。

口呼吸の原因は人によって様々です。
子どもの頃から口呼吸が定着している場合もあれば、大人になってから口呼吸に切り替わったケースもあります。
鼻炎などの鼻に関するトラブル・歯並び・肥満などから口呼吸に至る場合もあります。


☆口呼吸から鼻呼吸への改善策☆
・口の周りの筋肉の筋トレをする。
①「あ〜っ」と大きくお口を開ける
②「い〜っ」と大きくお口を横に開く
③「う〜っ」とお口を大きく前に突き出す
④「べ〜っ」と舌を前に突き出して、さらに下にそらす

これが『あいうべ体操』の基本的な方法です。
これら4つの動きをまとめて1セットとして、1日30セットくらいしましょう。
声は出しても出さなくてもどちらでもOKです!


・口を閉じて鼻呼吸を意識する
そもそも鼻に疾患があり、鼻で呼吸ができない場合があります。
アレルギー性鼻炎や蓄膿症(副鼻腔炎)、骨格性の疾患の場合、鼻の通りが悪く、口呼吸になってしまいます。
その場合は耳鼻科での治療が必要です。


口が渇きやすい、気がつくと口が開いている、いびきがひどいという人は、無意識のうちに口呼吸になっているのかもしれません。
最初は慣れなくて少し苦しいかもしれませんが、自分で気がついたときに意識して口を閉じて鼻呼吸にするだけで、だんだん体が鼻呼吸のリズムを覚えてくれます。
まずは意識をするところからスタートしましょう★

もし、ご自身で口呼吸になってしまっていると感じている場合は原因を探り、改善していく必要があります。
口呼吸から鼻呼吸へと変えていくには、ご自身の努力が必要ですが、気づいたら早めに改善していくことが重要です(>_<)