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子供の歯みがき粉をどうやって選んでますか?

こんにちは!
西尾セントラル歯科です(^o^)

大人用だけではなく、子供用の歯みがき粉も種類豊富に販売されていますが、どれが良いのかなんてパッと見ただけでは選べないですよね??
子供用の歯みがき粉で、フッ素濃度の高いもの・天然成分を使ったものなど色々な商品があって選ぶ時に苦労すると思います(^-^;

今回は、『小学生のお子様』の歯みがき粉選びのポイントについてご紹介いたします☆



まず大きなポイントは3つあります!

・子どもが使いやすいこと
・歯や粘膜にとって安全であること
・有効成分が含まれてること


①子どもが使いやすいこと
・視認性がよい
歯磨きしていて泡立ちが良すぎて、泡で磨いているところが見えなくなることありませんか?
ブラッシングで重要なのは”口の中を観察しながら磨けること”です。
泡立ちが少なく視認性が良いものを選びましょう。

程よく広がる
子どもはブラッシングの技術が未熟なので、フッ素や殺菌作用のある薬用成分を有効に働かせるために、程よく広がるジェルタイプがおすすめです。


②歯や粘膜にとって安全であること
・研磨剤無配合
研磨剤が入った歯みがき粉を使用し、適切でないブラッシング圧で磨くことにより歯にダメージを与えてしまうことがあります。研磨剤は歯の表面を削る作用があります。

毎日使う歯みがき粉は研磨剤無配合で安全性を優先しましょう。
ちなみに、研磨剤は「ケイ素」「炭酸ナトリウム」、発泡剤は「ラウリル硫酸ナトリウム」などと記載されていることも。成分表をチェックしてこれらの記載がないもの、もしくは後ろの方に記載されているものをチョイスすると良いですね。

・粘膜に低刺激
粘膜に刺激が少ないことは大切なことです。もともとお口の中は感覚が鋭く、痛みや不快感を覚えやすい器官です。発泡剤や味の強いものは刺激として感じやすいことがあります。
毎日使う歯みがき粉だからこそ、低刺激でやさしいものを選びましょう。

③有効成分が含まれてること
フッ素配合
フッ素は初期虫歯を修復する作用や、エナメル質を強くし虫歯になりにくい歯を育てる効果があります。歯科医院でフッ素塗布をおすすめされたことのある人も多いですよね。
普段のケアでもフッ素配合歯みがき粉を使用することで虫歯予防効果が大幅にアップします。
厚生労働省ではフッ素濃度が1000ppmを超える場合、6歳未満の子供に使わないこと、と注意書きすることを義務付けてます。3歳~5歳までは500ppmの歯みがき粉の使用を推奨しています。
フッ素濃度と使用量に注意しながら、虫歯予防に役立てましょう。

殺菌成分配合
殺菌成分の配合目的はお口の中の細菌の繁殖抑制です。
生え変わりのタイミングでもある学童期においては、プラーク中の細菌から歯質を守ることが特に重要です。



子供用の歯みがき粉は大人用と違って様々なフレーバーがあります。成分が一緒であればお子様の好きなフレーバーを選んでみるのもいいと思います☆
お子様の歯みがき粉選びの参考にしていただければ幸いです。