こんにちは!
西尾セントラル歯科です(^o^)
適切な歯磨きや口腔ケアは、歯の寿命を伸ばすだけでなく健康のためにも欠かせません。子供はもちろん、大人も歯のメンテナンス方法について見直し、正しい知識をつけていきましょう!
歯と口の健康について考えるにあたり、口腔内の事についてどれくらいご存知でしょうか?
歯の役割について
「歯は食事をするためにある」と多くの人が認識していと思います。歯は咀嚼という大切な働きを持っていますが、他にも多くの役割があります。
・歯は発音に関与しており、会話を行う上で大切な役割を持っています。
・歯は見た目の印象に大きく影響します。白くて美しい歯は会う人に好印象を与えます。
・咀嚼によって脳に刺激を与える、身体のバランスを保つなど、全身の健康にも大きく影響しています。
歯の種類と本数について
歯の種類は大きく分けて「切歯」「犬歯」「臼歯」に分かれます。切歯には、最も中心に位置する「中切歯」とその隣の「側切歯」があり、側切歯の隣に犬歯があります。犬歯は前から数えて3番目の歯です。
犬歯から後ろに、第一小臼歯・第二小臼歯・第一大臼歯・第二大臼歯・第三大臼歯(親知らず)と続きます。
ただ、歯科医院で第一小臼歯が○○で、犬歯が○○で、と聞くことは少ないと思います。歯科医院では『歯式』と呼ばれる番号を代わりに用いています。
永久歯は1~8の番号、乳歯はA~Eのアルファベットで示します。
中央の前歯を1番とし、奥歯方向に向かって数字が一つずつ増えていきます。1~8の番号のセットは上あごの左・右と下あごの左・右で合計4セットあります。
乳歯の場合は、中央の前歯をAとし、奥歯方向にアルファベットが進んでいきます。A~Eのセットは上あごの左・右と下あごの左・右で合計4セットあります。
永久歯は親知らず4本を含めて32本となりますが、親知らずが生えてこない場合は28本となります。
切歯とは、その名の通り食べ物を咬み切る役割をします。そして、犬歯は引き裂く働き、臼歯はすり潰す働きがあります。
歯の構造について
歯の表面はエナメル質という体の中で最も硬い組織で覆われています。その下に象牙質、歯髄(神経や血管など)があります。
初期虫歯でエナメル質が溶けた状態では痛みはありません。しかし、エナメル質の下の象牙質にまで進行すると神経に刺激が伝わり、冷たいもの・甘いものなどがしみるようになってきます。
さらに虫歯が進行し、歯髄(神経)に達すると、温かいものがしみたり、強い痛みが生じたりします。
歯を支える歯周組織
歯周組織とは、歯を支えているセメント質・歯根膜・歯槽骨(顎の骨)・歯肉(歯茎)により成り立っています。セメント質は歯根の表面を覆っている組織であり、歯根膜はセメント質と歯槽骨の間にある組織です。
歯槽骨は、咀嚼の力を和らげて骨や歯に加わるダメージを抑えるクッションのような役割を持っています。
歯周病は歯と歯肉の隙間に細菌が入り込み、歯周組織を破壊する病気です。
歯と口の中のことを知ることによって歯科医院で健診を受ける時などに役立つのではないでしょうか(*^^*)