こんにちは!
西尾セントラル歯科です(^o^)
輝く白い歯と聞くと、キラッとした爽やかな印象を与えると思いますが、そもそも歯の白さや輝きはどのようにして生まれるのでしょうか?
それは歯を構成している物質と深く関係しています。歯は中心部に神経が通っていて(歯髄)、その周囲を象牙質、さらにその上をエナメル質が覆っています。
この一番外側のエナメル質は厚さ1㎜前後と薄いのですが、身体の中でも最も硬い組織といわれています。
歯の輝きとツヤのカギは「歯の密度」
輝きやツヤのある白い歯を保つためには、歯垢(プラーク)やステイン(着色汚れ)を除去するだけでなく、歯のエナメル質の密度を高く保つことが大切です。
硬いエナメル質ですが、酸には弱いという弱点があります。磨き残しの歯垢が作り出す酸によって歯が溶け、歯の表面がデコボコし、エナメル質の密度も低下すると、歯の透明感はなくなりツヤがない歯になります。
歯にも密度があります
骨には密度があることは広く知られていますが、歯にも同様に密度があります。歯を覆っているエナメル質は半透明の組織で、内部の密度によって輝きやツヤが異なって見えてしまいます。
口の中に存在する虫歯の原因菌(ミュータンス菌)が作る酸が歯のカルシウムを溶かしエナメル質の表層が低密度化します。
歯の輝き、ツヤの仕組み
健康的で白く美しい歯は、表面がなめらかで、エナメル質内部の密度も高いため、ツヤがあり輝いて見えます。
しかし、歯垢(プラーク)が作り出す酸によって歯が溶かされると、なめらかだった表面は次第に「でこぼこ」し、エナメル質の内部の密度も低下していきます。この状態になると、透明感を失って歯はくすんで見えてしまいます。
密度にも、フッ素配合ハミガキが有効
健康的でつややかな歯の決め手となる、歯の密度。この密度を高めることにも、エナメル質の再石灰化を促進するフッ素が活躍してくれます。
フッ素配合ハミガキ剤でエナメル質の再石灰化を促進し歯の密度を高めて健康的な強い歯を目指しましょう。
歯科医院のクリーニングでは歯の表面の着色を落とし、フッ素をさらに効果的に取り込むことができます。
ご自身のセルフケアだけでなく歯科医院でのクリーニングを定期的に受けて、さらに丈夫で輝く歯をつくっていきましょう!