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食事がしみる・しゃべるだけで痛い…それ、口内炎かもしれません!

こんにちは!
西尾セントラル歯科です(^o^)



「食べるたびにしみる」「しゃべるとズキズキ痛い」—— そんな経験、ありませんか?
それは“口内炎”のサインかもしれません。
口内炎とは口の中の粘膜に起こる炎症や潰瘍(かいよう)のこと。多くの人が一度は経験する、とても身近な症状です。
中でもよく見られるのが「アフタ性口内炎」と呼ばれるタイプで、白や黄色っぽい小さな潰瘍ができ、触れると強い痛みを感じます。
通常は1〜2週間ほどで自然に治ることが多いですが、適切なケアを行えば早めに回復させることも可能です。



今回は、そんな口内炎の原因・予防法・対処法について、わかりやすくご紹介します。


口内炎ができる原因は?
口内炎は次のような原因によって引き起こされます。

  1. ストレスや疲労
    過度なストレスや睡眠不足が続くと免疫力が低下し、口内炎ができやすくなります。
  1. 栄養不足
    ビタミンB2・B6、鉄分、亜鉛などが不足すると、口内の粘膜が弱まり炎症が起きやすくなります。
  1. 口の中の傷
    硬い食べ物で粘膜を傷つけたり、誤って頬の内側を噛んでしまったりするとそこから炎症が起こることがあります。
  1. 刺激物やアレルギー
    辛い食べ物・タバコ・アルコール・歯磨き粉などが粘膜を刺激し、症状を悪化させることも。
  1. 感染症や病気
    風邪やインフルエンザ、またはヘルペスウイルスなどが原因になるケースもあります。


口内炎を防ぐには?今日からできる5つの予防習慣
口内炎は日頃の生活習慣を見直すことで予防できます。
  1. 栄養バランスのとれた食事
    特にビタミンB群、鉄、亜鉛を意識して摂りましょう。レバーや卵、緑黄色野菜がおすすめです。
  1. ストレスをためこまない
    適度なリラックスや趣味の時間を設けて、心身のバランスを整えましょう。
  1. 口の中を清潔に保つ
    毎日の正しい歯磨き・うがいで口内の衛生をキープ。特に寝る前のケアが大切です。
  1. しっかり水分補給
    乾燥は粘膜のバリア機能を弱めます。こまめに水分をとって潤いを保ちましょう。
  1. 良質な睡眠と適度な運動
    免疫力アップには生活リズムの安定が不可欠。夜更かしを避け、軽い運動も取り入れてみてください。

できてしまったら?口内炎の正しい対処法
痛くてつらい口内炎。早く治すためには、こんなケアを試してみてください。
  1. 市販薬を使う
    薬局で手に入る口内炎用の軟膏やパッチを使うと、痛みの軽減や治癒の促進が期待できます。早めの使用がポイントです。
  1. 刺激物は避けよう
    辛い料理・酸味の強い食品・熱い飲み物・アルコールなどは患部を刺激するため、治るまでは控えましょう。
  1. 栄養補給で回復サポート
    粘膜の修復に必要な栄養素(ビタミンB群・鉄・亜鉛)をしっかり摂りましょう。食事が痛いときはスープなどで工夫して。
  1. 歯磨きはやさしく
    口内を清潔に保つことは大切ですが、歯ブラシが患部に当たらないよう注意しましょう。やわらかめの歯ブラシを使うと◎。
  1. 睡眠と休息で治癒力を高める
    体がしっかり休まることで自然治癒の力が高まります。睡眠不足は治りを遅らせる原因になります。
  1. こまめに水分補給
    口腔内が乾燥すると炎症が長引きやすくなります。常温の水をこまめに飲んで、口内を潤しておきましょう。

病院に相談すべき症状とは?
以下のような症状がある場合は自己判断せず医療機関での診察をおすすめします。
  • 2週間以上治らない
  • 頻繁に繰り返す
  • 痛みが強く、食事もままならない
  • 発熱や全身のだるさがある

これらは他の疾患が関係している可能性もあるため、早めの受診が安心です。

 

 

日々のケアで、口内炎を防ごう
口内炎は誰にでも起こる身近なトラブルですが、栄養・休養・口腔ケアを意識することで予防・早期回復が可能です。「またできてしまった…」と繰り返す前に生活習慣を見直してみましょう。もし気になる症状が長引くようであれば、早めの受診も大切です。
快適な日常を取り戻すためにも、口の中の小さな異変を見逃さないようにしましょう!