こんにちは!
西尾セントラル歯科です(^o^)
みなさんは、普段スポーツをしていますか?
スポーツ庁の調査によると、週1回以上運動する成人は全体の53.6%。幅広い年代の人が運動を楽しんでいることがわかります。スポーツは体に良いことがたくさんありますよね。でも実は、「歯の健康」もスポーツのパフォーマンスに深く関わっているってご存じですか?
「歯と運動?あまり関係なさそう」と思われがちですが、口の中の状態がコンディションや集中力、さらにはケガの予防にも関係してくるんです。
今回は、そんなスポーツと歯のつながりについてご紹介します!
歯がスポーツのパフォーマンスに影響する理由
①噛み合わせが筋力や姿勢に影響する!?
噛み合わせがズレていると、全身の筋肉バランスが乱れてしまうことがあります。結果として、力が出しにくくなったり、姿勢が崩れたりすることも。逆に、しっかりと噛める状態を整えることで、運動能力が引き出されるケースもあります。
②虫歯や歯周病が体力を落とすことも
お口の中に炎症があると、体全体の免疫力や回復力が低下することがあります。風邪を引きやすくなったり、疲れが取れにくくなったり。競技に集中できなくなる可能性もあるため、口の健康管理は意外と重要なんです。
③呼吸のしやすさと歯並びは関係あり
歯並びが悪いと、つい口呼吸になってしまう人も。しかし、スポーツでは酸素を効率よく取り込む「鼻呼吸」がとても大切。矯正治療で鼻呼吸がしやすくなれば、スタミナアップにもつながるかもしれません。
④痛みや違和感が集中力の妨げに
歯に痛みや違和感があると、競技中に気になってしまうもの。ちょっとした不快感でも集中をそがれることがあるので、万全の状態で臨みたいですね。
歯を守ってケガを防ぐには?
マウスガードの活用を!
ラグビーやボクシング、バスケットボールなどの接触スポーツではマウスガードの使用が有効です。歯の破折や脱臼を防ぐだけでなく、衝撃をやわらげて脳震盪のリスクを下げる効果もあります。
食いしばり対策もしっかりと
緊張した場面で、無意識に歯を強く噛んでしまう「クランチング」。これが習慣化すると、歯がすり減ったり、あごに負担がかかったりします。必要に応じて、スポーツ用のマウスピースやナイトガードを活用しましょう。
スポーツドリンクと歯の関係も忘れずに
運動中によく飲まれるスポーツドリンクは、酸性度が高いため歯の表面(エナメル質)を溶かしてしまうリスクがあります。飲んだ後はお水やお茶で口をすすぐ、ストローを使って歯に直接触れないようにするなどの工夫が有効です。
◎おわりに
スポーツを楽しむためには、体づくりだけでなく歯の健康管理も欠かせません。噛み合わせ、虫歯予防、マウスガードの活用など、ちょっとしたケアがパフォーマンスを支えてくれます。運動習慣がある方も、これから始める方も、ぜひ一度お口のチェックをしてみてくださいね!