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子どもの虫歯を防ぐには?今からできる家族みんなの予防習慣

こんにちは!
西尾セントラル歯科です(^o^)


子どもが小さいうちは、ごはんやおやつ、歯みがき…毎日あっという間ですよね。
つい「歯みがきは適当でもまあいいか」となってしまいがちですが、実は乳歯の時期こそ、虫歯予防の大事なスタートなんです。

今回は、子どもの虫歯予防について、毎日の生活でできることを一緒に見直してみましょう。



子どもの虫歯予防は「家族みんなの意識」から
「乳歯だから虫歯になっても大丈夫」…そんなふうに思っていませんか?
乳歯は永久歯に比べてやわらかく、虫歯の進行が早いという特徴があります。
一度虫歯になってしまうと、再発や治療の繰り返しで歯の寿命を縮めてしまうことも少なくありません。
特に1歳半~3歳ごろ、奥歯の乳歯が生えそろい始める時期は、虫歯予防にとって非常に大切な時期です。
この時期に正しいケア習慣を身につけることが、将来の歯の健康に大きく影響します。


虫歯予防のための食生活の工夫
虫歯の原因のひとつは、食事に含まれる糖分です。砂糖や炭水化物を含む食べ物のカスは、虫歯菌にとって格好の栄養源となります。
これらの食べ物を口にしたあとの3〜5分ほどで、虫歯菌は歯を溶かす「酸」を作り始めます。
この酸が歯の表面にあるエナメル質を少しずつ溶かし、虫歯へと進行していきます。
こうした仕組みを理解すると、食後の歯みがきをなるべく早めに行うことの重要性がよく分かります。
また、甘いお菓子や飲み物の摂取を控えるだけでなく、「時間を決めて食べる」ことも虫歯予防には非常に効果的です。
ダラダラと長時間にわたって食べ物を口にしていると、口腔内が長く酸性の状態になり虫歯菌が活発に働きやすくなってしまいます。


フッ素や日常ケアで虫歯に強い歯を育てる
毎日の歯みがきに加えて、「フッ素」を上手に取り入れることもおすすめです。フッ素には歯を強くしたり、初期の虫歯を修復したりする力があります。
市販の子ども用歯みがき剤にもフッ素入りのものが多くありますし、歯科医院で定期的にフッ素塗布をするのも効果的です。


虫歯菌は家族からうつる?
虫歯菌は、生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には存在しません。主に、保護者や周囲の大人の唾液を通じて感染します。
たとえば、大人が口をつけた箸やスプーンで食べ物を与えることや、キスなどのスキンシップも原因となることがあります。
そのため、保護者をはじめとするご家族がまず自身のお口の健康を整えることが、子どもの虫歯予防にとってとても大切です。
虫歯や歯周病がある場合は早めに治療を受け、定期的な歯科健診やクリーニングを受ける習慣を持つことで、子どもへの感染リスクを減らすことができます。


ひとりで頑張らなくて大丈夫!
お子様の歯みがきや食生活について、「これで合ってるのかな?」「気をつけるポイントは?」と悩まれる方も多いと思います。そんな時は、ぜひお気軽にご相談ください。歯科健診や来院の際にお声がけいただければ、スタッフがアドバイスさせていただきます。
子どもの虫歯予防は、家族全体で取り組むのがポイント。楽しく・前向きに、日々のケアを続けていきましょう!