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「歯周病=年齢のせい」ではありません!歯茎を守るために、今すぐできる3つの習慣

こんにちは!
西尾セントラル歯科です(^o^)

「歯周病って、歳を取ったら仕方ないでしょ?」そんなふうに思っている方も多いかもしれません。
実際は、年齢そのものが原因で歯周病になるわけではありません。歯周病は日頃の口腔ケアや生活習慣の影響を大きく受ける病気です。



今回は「歯周病と年齢の本当の関係」と「歯周病を防ぐためにできること」についてご紹介します!

◎歯周病は“歳のせい”ではない?
歯周病は、歯と歯茎の境目に溜まった歯垢(プラーク)の中の細菌によって炎症が起き、やがて歯を支える骨を溶かしてしまう病気です。
重要なのは、「誰でも歳をとれば自然と歯周病になる」というものではない、ということ。
若い世代でも歯周病が進行することがありますし、反対に高齢でも健康な歯茎を維持している方もいます。


◎60代でも歯周病にならない人はいる
丁寧なブラッシング、歯間ブラシやフロスの活用、そして歯科医院での定期的なメンテナンスを続けている方は、60代になっても歯茎の状態が良好です。歯と歯の間のケアや専門的なクリーニングで歯石をしっかり取り除くことで、歯周病を未然に防ぐことが可能です。


◎30代でも重度の歯周病になる人も
一方で、30代でも歯周病が進んでしまうケースがあります。特に以下のような生活習慣は歯周病リスクを高める要因になります。

  • 歯磨きが雑で、歯垢・歯石が溜まりやすい
  • 喫煙習慣がある(ニコチンが歯茎の血流を阻害)
  • ストレス過多による免疫力の低下
  • 食生活の乱れ、栄養バランスの偏り

つまり、歯周病の進行には年齢よりも「日々のケアや生活習慣」が大きく関係しているのです。


★歯周病を防ぐ3つの基本習慣
では、歯周病を予防するにはどうすれば良いのでしょうか?以下の3つの習慣を見直すことがポイントです。

正しいブラッシングを習慣に
歯ブラシに加えて、歯間ブラシやデンタルフロスも取り入れましょう。
歯と歯の間や歯茎の境目に残った歯垢は、通常のブラッシングだけでは取りきれません。

  • 1日2回、時間をかけて丁寧に
  • 歯茎を軽くマッサージするように磨くのがポイント
定期的に歯科検診を受ける自分では取り切れない歯石や、初期の歯周病の兆候はプロの目で見てこそ発見できるものです。
  • 3〜6か月に1回は、歯科でチェック&クリーニングを
  • 歯石除去と口腔内の状態確認で、早期予防・早期発見に繋がります
生活習慣を見直す
歯茎の健康には、身体全体のコンディションも大きく関わっています。
  • 禁煙する(タバコは歯周病リスクを2〜7倍に高めるといわれています)
  • ストレスをため込まず、よく眠る
  • ビタミンC、カルシウム、たんぱく質をバランスよく摂取

毎日のちょっとした工夫が、歯茎の状態に良い影響をもたらします。


歯周病は“歳のせい”ではなく“習慣の結果”
歯周病は「避けられない老化現象」ではありません。60代になっても健康な歯茎を維持している方は大勢いらっしゃいます。逆に、若くても油断していると進行する可能性は十分にあります。だからこそ今の年齢にかかわらず、毎日のケアを大切にすることが何より重要です。
まずは「正しい歯磨き」「定期的な検診」「生活習慣の見直し」から始めてみませんか?気になる症状がある方は、早めのチェックがおすすめです。健康な歯と歯茎を守る第一歩を、今日から始めましょう!