こんにちは!
西尾セントラル歯科です(^o^)
「ちゃんと歯みがきしているのに、虫歯にならないか不安…」
「おやつはあげても大丈夫?」
そんな風に悩まれる保護者の方は多いのではないでしょうか。
実は、子どもの歯の健康を左右するのは歯みがきだけでなく、日々の食習慣も大きなカギを握っています。
今回は、保護者の方が気になる疑問を解消しながら、歯に優しい食べ方の工夫をご紹介します。
よく噛む習慣で虫歯予防
まず大切なのは「よく噛む」こと。ごはん(特に玄米や雑穀入り)、野菜スティック、するめや小魚など、自然と噛む回数が増える食品がおすすめです。噛むことで唾液の分泌が促され、口の中の酸が中和されるため虫歯になりにくくなります。さらに、あごの発達を助け、永久歯が生えるスペースづくりにも役立ちます。
歯を強くする栄養をとろう
歯の質そのものを強くする栄養も欠かせません。
- カルシウム:牛乳・チーズ・ヨーグルト、小魚、海藻類
- たんぱく質:卵・肉・魚・大豆製品
これらは歯や骨の材料となり、丈夫な歯を育てます。給食では牛乳や小魚が取り入れられていますが、家庭では不足しがちな野菜や海藻をプラスするとさらに安心です。
「甘いものは絶対ダメ?」の答え
保護者の方からよく聞かれるのが「甘いおやつは全部避けるべき?」という質問です。結論から言うと、完全に禁止する必要はありません。大切なのは「量」と「食べ方」。
キャラメルやグミなど歯に残りやすいもの、ジュースや乳酸菌飲料のように糖分が多い飲み物は、できるだけ回数を減らしましょう。
間食の与え方の工夫
おやつは子どもにとって「小さな栄養補給の時間」。
だからこそ虫歯リスクを下げる工夫が大切です。
- 与える時間を決める:「3時に一度だけ」など、ダラダラ食べを防ぐ
- 選び方を工夫:甘さ控えめの蒸しパン、おにぎり、果物、チーズなど
- 食後のケア:水やお茶でうがいをしたり、可能であれば歯みがき
これだけでも虫歯のリスクは大きく下げられます。
給食とのバランスを考える
学校や保育園の給食は栄養バランスがしっかり計算されています。ご家庭では「給食でとりにくい食材」を補うイメージでOKです。例えば夕食に、れんこんやごぼうのきんぴら、野菜たっぷりの味噌汁をプラスすると、噛む力も栄養もさらに強化できます。
まとめ:食習慣が歯の一生を左右します
子どもの歯を守るために必要なのは「歯みがき」+「食事習慣」。保護者のちょっとした工夫が、将来の丈夫な歯につながります。
- よく噛む食品を取り入れる
- 歯を強くする栄養を意識する
- 甘いおやつは「量とタイミング」を工夫する
- 給食と家庭の食事でバランスをとる
こうした習慣の積み重ねが、虫歯の少ない健やかな歯を育てます。日々の食卓が、子どもの一生の歯の健康を守る第一歩です。