こんにちは!
西尾セントラル歯科です(^o^)
片噛みとは?無意識に起こりやすい噛み癖
食事のとき、無意識のうちにいつも同じ側の歯で噛んでいませんか?
仕事や家事に追われる毎日では、噛み方まで意識する余裕はなかなかありませんよね。実はこの「片側だけで噛むクセ」、忙しい20代後半〜40代の方にとても多く見られます。
片側で噛むクセが噛み合わせに与える影響
片噛みが続くと、よく使う側の歯や顎にばかり負担がかかります。一方、あまり使われない側は筋肉の動きが少なくなり、左右のバランスが少しずつ崩れていきます。
この状態が続くと、顎の動きにズレが生じ、噛み合わせにも影響を与えてしまうことがあります。
噛み合わせは毎日の積み重ねで変わっていく
噛み合わせの変化は、ある日突然起こるわけではありません。毎日の噛み方の積み重ねによって、歯にかかる力が偏り、歯がわずかに傾いたり、上下の歯の当たり方が変わったりしていきます。
痛みがないことも多いため「なんとなく噛みにくい」「顎が疲れやすい」と感じた頃には、すでにクセが定着しているケースも少なくありません。

忙しい20代後半〜40代に片噛みが多い理由は、
・食事を短時間で済ませる
・スマートフォンを見ながら食べる
・治療後の違和感をかばって片側で噛む
といった状況が重なり、片噛みが習慣化しやすい傾向があります。
では、左右均等に噛むために今日からできることは何でしょうか??
まず意識してほしいのは「最初の数口」です。食事の最初の3口だけでも、普段使わない側で噛むよう心がけてみてください。
また、一口ごとに左右を交互に使う意識を持つだけでも、顎への負担は分散されます。完璧を目指す必要はありません。「気づいたときに整える」ことが大切です。
とはいえ、ご自身の噛み合わせの状態は、セルフチェックだけでは分かりにくいものです。
噛み合わせは日々少しずつ変化するため、定期的に歯科医院でチェックを受けることで、トラブルの芽を早めに見つけることができます。
早い段階であれば、簡単な調整や生活習慣の見直しで済む場合も多く、結果的に負担の少ない治療につながります。
噛み合わせの変化は定期検診でのチェックが大切
左右バランスよく噛むことは、歯や顎を長く健康に保つための基本です。
噛み合わせの変化は、自分ではなかなか気づきにくいものです。
痛みや大きな違和感が出る前に定期検診でチェックすることで、噛み癖の指摘や、必要に応じた早めの対応が可能になります。
「今は困っていないから大丈夫」ではなく、「問題が起きていない今こそ確認する」ことが、将来の治療負担を減らす近道です。
この機会にぜひ一度、定期検診で噛み合わせを確認してみてください。忙しい毎日だからこそ、将来のトラブルを防ぐための小さなケアを大切にしていきましょう(*^^*)