こんにちは!
西尾セントラル歯科です(^o^)
奥歯の歯磨きを難しい!!と思ったことはありませんか?
口の中でも奥にあるため見えにくく、歯ブラシがしっかり届いていなかったりして磨き残しが起きやすい部分であります。
今回は、奥歯を効果的に磨くためのポイントをお伝えいたします!
まず、奥歯の歯磨きが難しいと感じる理由は位置や形状の複雑さにあります。
奥歯の位置が磨きにくい理由
①手や歯ブラシが届きにくい
奥歯は口の奥にあるため、歯ブラシをしっかりと立てるのが難しいです。特に、親知らずやその手前の歯は歯ブラシが十分に当たりにくい場所です。
②視界に入りにくい
奥歯は鏡で確認しづらく感覚だけで磨く必要があるため、磨き残しがおきやすいです。口を大きく開けると頬や口の筋肉が引っ張られ、余計に見えにくくなります。
③歯の形状が複雑
奥歯の表面には溝やくぼみが多いため、食べ物のカスやプラーク(歯垢)が多いです。平らな前歯に比べて磨きにくさが倍増します。
④奥歯周辺の空間が狭い
口の中のスペースが狭いと、歯ブラシが奥まで届きにくいです。 特に小さい歯ブラシや正しい角度での操作が必要になります。
奥歯の正しい磨き方
・奥歯のほお側
口を閉じ気味にし、歯ブラシの柄で唇のはしを軽く引っ張るようにして、奥歯に歯ブラシをあてる。
・奥歯の舌側
前歯の中央付近から、歯列と平行になるように歯ブラシを入れる。歯ブラシが入りやすい方向に少し顔を向けると、手が疲れにくい。
・奥歯の奥
歯ブラシのつま先をあてる。
◎奥歯の奥まで磨ける歯ブラシ・デンタルフロスを選らび使用する
・奥歯の奥まで届く歯ブラシを選ぶ
奥歯までしっかりと届かせるためには、磨くためには、歯ブラシの選び方もポイントです。
ヘッドが小さく、ネックの細い歯ブラシがおすすめです。
・デンタルフロスで奥歯の歯垢(プラーク)をかきだしましょう。
奥歯に残った歯垢(プラーク)をしっかりと取り除くためには、デンタルフロスも有効です。奥歯まで届くデンタルフロスを選びましょう。
奥歯の寿命
奥歯は大切な役割があるにも関わらず、その寿命が最も短い歯といわれています。正しい歯磨き方法を身につけて、奥歯までしっかりとケアをしましょう。工夫しながら丁寧に歯磨きをすればキレイに磨けます。
歯は大切にケアをすれば一生使い続けることができますが、一般的に人間の寿命より早く抜けてしまう場合が多いです。特に奥歯はハブラシが届きにくく、虫歯や歯周病になりやすいため寿命がどうしても短くなってしまいます。
厚生労働省の調査によると、歯の平均寿命は約50~65年。中でも奥歯は最も短く、前歯よりも10年以上も早く抜けてしまいます。
日本人の平均寿命は男性が約80才 、女性が約86才ですので、一番寿命が短い第2大臼歯の場合、10才で歯がきちんと生え揃ったとしても、身体と歯の平均寿命を比べると10~20年程度の差があることがわかります。
健康で長生きをするためにも、日々のケアと定期的な歯科検診に行きましょう!