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知覚過敏とアイスクリーム頭痛について

こんにちは!
西尾セントラル歯科です(^o^)

今日も暑い日でしたね(^▽^;)
来週はさらに暑くなるみたいで、熱中症に気をつけないといけない季節になってきましたね!!

こんなふうに暑くなってくると冷たいアイスクリームやかき氷を食べたくなりますね~
ちなみに、皆さんはアイスクリームやかき氷などの冷たい食べ物や飲み物をためらうことなく食べることはできますか?

脳天にキーンとくるあの頭の痛み(アイスクリーム頭痛という医学的な正式名称があります!!)や、冷たいものが歯にしみてしまう、食べたいけどあの痛みが苦手で食べられないという人も少なくありません。



アイスクリーム頭痛が起こるメカニズムには諸説ありますが、主に2つの説が有力とされています。

①冷たい物が喉を通過することにより喉にある三叉神経が刺激され、この時に発生する伝達信号を脳が冷たさを痛みと勘違いし頭痛が起きる。
②冷たいものを食べると急に喉や口の中が冷えてしまうため、人間の身体は一時的に血流量を増やして温めようとします。
そのときに、頭につながる血管が膨張することから頭痛が起きる。


2つのメカニズムのどちらまたは両方が原因となって、アイスクリーム頭痛が起きると考えられています。


そして、冷たい物が歯にしみるのは様々な原因が考えられます。
まずは、虫歯。
そして知覚過敏。
知覚過敏は、CMでも聞いたりしたことがあると思います。

まず知覚過敏というのは、歯の表面にあるエナメル質が溶かされたり削れてしまうことで、エナメル質の下にある象牙質(ゾウゲシツ)が露出してしまい、そこに冷たい物などの刺激が加わって歯がしみる症状になっています。

その原因として、
・歯ブラシの力が強すぎて歯のエナメル質が欠けてしまったため。
・歯ぎしりや咬み合わせの力で歯の根元が少しずつ欠けてきたため。
・歯周病や加齢により歯茎が下がって、歯の根元部分が露出してしまったため。
・食べものや飲みものに含まれる酸によって、歯のエナメル質は徐々に摩耗していったため。    
                                                                                                                                                                                    等々

冷たいものが歯にしみる知覚過敏にはさまざまな原因があり、なかなかご自身ではケア方法を判断しにくいかもしれません。
原因がわからないと不安に思うこともありますが、まずはお気軽に相談してみましょう!


健診に来ていただくことによって歯がしみる原因やお口のトラブルなどがわかり、患者様に合ったケアを提供することが出来ます(*^^)v

最後に、
アイスクリーム頭痛が起こらないようにするには、慌てずにゆっくりと食べたり飲んだりしましょう。当たり前のことで、たったそれだけ!?と思うかもしれません。
ですが、ゆっくり時間をかけて食べることで喉が冷える早さを抑えられ、神経の刺激や血管の膨張を緩やかにすることができ、アイスクリーム頭痛が起きにくくなるのです。
冷たいものを急に取るのは頭だけでなく胃腸にも負担のかかることなので、ゆっくりとリラックスしながら食べましょうね♪