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歯の白さについて

こんにちは!
西尾セントラル歯科です(^o^)

見た目の印象は、歯並びだけではなく歯の色も大きく左右します。
近年では歯の美しさを求める人が増え、ホワイトニングなど歯を白くすることへの関心が高まっています。

では何故、歯の色は個人差が出てしまうのでしょうか??


歯の色に個人差がある理由

◎先天的なもの
歯にも髪質などの個人差があるように、歯の質の違いがあります。
歯は大きく三層構造からなっており一番外側に白色半透明のエナメル質、その下に黄色っぽい象牙色した象牙質があり、その象牙質の中に神経である歯髄があります。
エナメル質の色・透明度・厚さや、象牙質の色は歯によって異なります。これらの組み合わせによって歯の色が決まりますので、歯の色は人それぞれ異なってきます。

これは生まれつきの歯の質に違いによる先天的なものです。


◎後天的なもの
①歳をとると歯は白色から黄色に変色していきます。
これは、表面を覆っている半透明の白色物質であるエナメル質が加齢に伴って磨耗し薄くなることで、内側の黄色っぽい色の象牙質がより透けてみえやすくなるためです。

②歯髄(神経)が死んでしまうと、歯が黒っぽく(暗く)なってしまいます。大きな虫歯や打撲などによって歯髄が死んでしまうと、歯は徐々に変色してきます。
虫歯の治療で神経を取った場合にも同様に歯の変色が生じます。
神経のない歯を失活歯(しっかつし)と呼びますが、失活歯ではホワイトニングの効果が出にくい場合があります。
効果がでない場合は、セラミックやプラスチックの歯を被せることにより白くすることができます。

③赤ワインやコーヒー、お茶などの飲食物に含まれる色素は、歯の表面に付着して着色の原因となります。
タバコも歯の着色の原因になります。タバコに含まれている成分によって、歯が黄ばんでしまいます。

④歯磨きや歯のクリーニングなどの不足により、歯についた汚れをしっかり落としきれていないことも歯の色を黄ばんだものにしてしまう原因です。
特に、日本人は欧米人に比べて歯のクリーニングに対する意識が低いと言われています。


日本人と欧米人の歯の質に違い
テレビや映画、スポーツ選手、留学生など欧米人の真っ白な歯に憧れる人も多いと思います。
日本人も含む黄色人種の歯はエナメル質が薄いため、もともと歯の色が欧米人の歯に比べて黄色みを帯びている傾向があります。

最後に、
歯の色は生まれつきの歯の質、デンタルケア、加齢、嗜好品などによって変わってきます。
着色の原因となる飲食物や喫煙をできる限り控えることで歯を白い状態に保つこともできますが限界があります。
どうしても、加齢とともに歯の表面には着色が起きてしまいます(>_<)

定期的に歯科医院のクリーニングやホワイトニングを受けてキレイな白い歯を目指してみませんか?
気になる方は一度当院のスタッフにお聞きくださいませ☆