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虫歯が体に与える様々な悪影響について

こんにちは!
西尾セントラル歯科です(^o^)


虫歯は体に悪影響を与える可能性があることをご存知でしょうか?

虫歯は歯の表面のエナメル質を侵食し、象牙質やその奥の神経が通っている部位にまで浸食されて骨や神経にも広がることがあります。

虫歯が体に与える悪影響についてお伝えいたします。



・痛み
虫歯が進行すると歯の象牙質まで侵食すると歯の神経に近づくことがあり、歯に痛みを引き起こすことがあります。この痛みによって食事や飲み物の刺激や温度の変化等の噛む動作に影響を与え、食事がままならず生活の質を低下させる可能性があります。
虫歯による感染や刺激が慢性化し、歯の根の内部で炎症が生じることがあります。これを歯髄炎と呼び、痛みや腫れ、歯の周囲の感染を引き起こすことがあります。

・感染
虫歯が進行すると、口腔内の細菌が進行した虫歯の部分に入り込む可能性があります。これにより、歯の根や周囲の組織に感染が広がる可能性があります。感染が進むと歯の根の周囲に炎症が生じ、痛みを引き起こす可能性があります。これにより、歯の根の治療が必要になる場合があります。

・歯の損失
虫歯が放置されると、歯の損失の原因となることがあります。進行した虫歯は歯を支える組織や骨を損傷し最終的に歯を抜かなくてはいけなくなります。

・蜂窩織炎(ほうかしきえん)
虫歯が進行して深刻な感染が起きると、蜂窩織炎と呼ばれる感染症が発生する可能性があります。蜂窩織炎は細菌感染によって皮膚と皮下組織に炎症が生じる病気で、局所の発赤や腫脹、熱感、疼痛などを伴います。これは重篤な合併症であり、痛みや腫れだけでなく、全身的な症状としては、発熱、倦怠感、食欲不振、頭痛などが挙げられ、口腔底に炎症が波及した蜂窩織炎では、開口障害、発音障害、嚥下障害などが現れやすいです。
炎症が喉の奥まで波及すると、気道が狭窄して呼吸するのも困難となる場合があります。

・咬む力への影響
虫歯によって歯の組織が侵食されると、歯の構造が弱まります。歯の組織が虫歯によって侵食されると歯の強度や耐久性が低下します。その結果、通常の噛む力によって虫歯の部分に余分な圧力がかかり、痛みを感じることがあります。また、虫歯によって歯の形状が変わることもあります。
歯の欠損や虫歯の穴がある場合、咬合のバランスが乱れることがあります。咬む力が均等に分散されず特定の部分に過度の負荷がかかるため、痛みや不快感を覚えることがあります。咬む力がかかると、虫歯の部分に余分な圧力がかかり、それによって痛みが生じることがあります。

・顎関節の問題
虫歯が進行すると、痛い方の歯を無意識に避けてものを噛んでしまい、知らない間に咬み合わせが悪化する可能性もあり、歯の失われた部分によって咬み合わせが変化する場合があります。この変化が顎関節に影響を与え、顎関節症の原因となる可能性があります。

・心臓病リスクの増加
口腔内の感染が全身に広がると、心臓病リスクの増加と関連があるという研究があります。細菌が血流中に入り心臓や血管に損傷を引き起こす可能性があります。


このように虫歯は単なる歯の問題ではなく、全身の健康にも悪影響を及ぼす可能性があるため、早期の治療と予防が重要です。定期的な歯科検診と適切な口腔衛生の維持がとても大事です。
歯の健康だけと考えるのではなく、全身の健康維持のためにも定期的に歯科医院にお越しください(^_-)-☆