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歯の磨き過ぎキケンかも??②

こんにちは!
西尾セントラル歯科です(^o^)


前回のブログで歯のみがきすぎによるデメリットをお伝えしました。
↓↓
歯の磨き過ぎキケンかも??①


今回は、歯の磨きすぎを防ぐための歯磨き方法についてお伝えいたします(*^-^*)




1.磨き方のテクニック
歯磨きの仕方によってはエナメル質や歯茎をすり減らしたり、磨き残しの原因となったりします。まずは歯磨きの方法をおさらいして、ブラッシングの見直しをしましょう。

歯の磨き方には、大きく分けて3つの方法があります。

・スクラビング法
歯の面に対して、歯ブラシを直角にあてがい、少し圧をかけながら左右に動かして磨く方法です。ポイントは小刻みに磨くよう心がけることです。

・バス法
歯周病や歯肉炎の方に適した歯磨きの方法です。歯ブラシの毛先を45度で歯と歯茎の境目に当てて、毛先を歯肉溝や歯周ポケット内に入れ、他の毛束が歯面に当たるようにすることが大切です。
柔らかく小刻みに(2mm幅くらい)で左右に振動させ、1本ずつ丁寧に磨いていきます。
歯ブラシを強く握ってしまうと力が入り歯肉を傷つけてしまうこともあるので、ギュッと握るのではなく、鉛筆を握る感覚で歯ブラシを持つと良いでしょう。

・フォーンズ法
比較的どの年代の方でも習得しやすい歯磨き方法です。
歯ブラシを歯に対して直角にあてがい、円を描くように歯ブラシを動かしていきます。
フォーンズ法は清掃作用が高くマッサージの意味合いもあるので、歯磨き粉はつけずに毛先はやわらかめタイプを選ぶとよいでしょう。

どのような磨き方を行ったとしても、一番大事な事は磨き残した部分を作らないことです。


2.歯ブラシの選び方
歯ブラシを選ぶ際のポイントは「自分に適したかたさの歯ブラシを選ぶ」ことです。
具体的には磨き残しが明瞭にわかる染め出し液を使って、効率的に赤い汚れを落とせる歯ブラシが「自分に合った歯ブラシのかたさ」といえるでしょう。
一般的な歯ブラシの大きさというと、上の前歯2本分くらいの大き過ぎないものがおすすめです。
また、汚れを落とす目的だけで言えば「かため」の歯ブラシがよいですが、かたい歯ブラシは歯茎も削ってしまうことになりかねないので、知覚過敏や歯周病が気になる方は「やわらかめ」を選ぶのがベターです。

3.歯磨きのコツ
「歯磨きをするときに、ついつい力が入ってしまう」という方は、歯ブラシの持ち方を見直す必要があるかもしれません。歯ブラシは鉛筆と同じように持つと、いい具合に力が抜けやすいのでおすすめです。
「歯ブラシの毛先が1カ月未満で開いてしまう」という方も、ブラッシング圧が強すぎる可能性があるので、心あたりのある方はご自身の歯ブラシを観察してみてください。

また、衛生面の観点からいっても1カ月くらいで歯ブラシを交換するのがよいです(^_-)-☆


歯磨き方法、歯ブラシの選び方について分からない事があればお聞きくださいませ☆