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歯みがきの時間はどのくらい??

こんにちは!
西尾セントラル歯科です(^o^)


患者様から『歯みがきはどれくらいの時間をかけてするの?』ということをよく聞かれます。
「長ければ長いほど綺麗になるの?」
「しっかり歯を磨いているのに虫歯になってしまうのはなぜ?」
このような疑問を抱いたことはありませんか?

今回は歯みがきの時間についてお伝えいたします!!



厚生労働省が実施している歯科疾患実態調査によると、歯みがきの平均回数で一番多いのは一日2回という回答で、所要時間では「一回1~3分未満」でした。
一般的には、毎食後3分間の歯みがきが推奨されており、28本(親知らずをいれると32本)の歯の汚れをしっかり落とすためには、最低でも3分間ほどかかると言われています。

歯科医院によっては歯1本1本の前側・断面・後ろ側を磨くとなると、10分以上かけることを推奨されているケースもあります。

ライフスタイルによっては、毎食後3分間磨くことが難しい場合もあります。
1日のうち1回しか歯磨きできないという場合でも、その1回にしっかり時間をかけて歯磨きができれば、すぐに虫歯や歯周病になる可能性は低いと考えられるのです。

毎食後に歯みがき時間が取れないという方は、就寝前の最後の歯みがきに時間をかけて丁寧に磨ければ、すぐに虫歯や歯周病になる可能性は低いと考えられます。
その際は歯間ブラシやデンタルフロスなどの補助清掃器具も使って磨くのがおすすめです。

10、20分とどれだけ時間をかけて歯みがきをしたとても、歯の汚れが除去できていなければ十分な歯みがきとはいえません。
歯みがきの目的は口の中をきれいにすることであり、極端にいえば口の中のプラークがすべて除去できるなら、1分間でも十分なのです。


丁寧に磨くためのポイント
歯ブラシを持ち方は鉛筆持ち
鉛筆のように持つことによって歯ブラシを小刻みに動かしやすくなります。そして余分な力が手に入ることを防げます。

歯を磨く際、どこから磨くか順番を決めて磨くようにします。
例えば、
左下前歯の表側→左下の奥歯の表側→右下奥歯の表側→右下前歯の表側
というように、磨く順番が決まっていれば磨き忘れなどを防ぐことができます。

「磨く時間」よりも「正しく磨けているか」を意識する
歯みがきにいくら長く時間をかけても、同じところばかりを磨いたり、歯間清掃をおろそかにしたりすると磨き残した部分が虫歯や歯周病になってしまいます。
しっかり磨くことに慣れない時期は、磨く時間よりも正しく磨くことに意識を向けるように心がけてみましょう(*^^)v